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2016年7月10日

新万葉染キットのご紹介<スタッフが染めてみました!>

京都の川端商店がつくる新万葉染のストールは、オーガニック知多木綿のやわらかな風合いと、植物染めならではの優しい美しい色合いがmonovaで人気となっております。
実はストールだけでなく、「新万葉染めキット」もご用意しているんです。家で簡単にできる植物染めのセットで、初めての方も大丈夫!実際にどんなものなのかご紹介します!

 

<そもそも、新万葉染めって何?>

新万葉染めとは、工学博士の木村光雄氏が開発したナチュラルピグメント(天然色素)による染めであり、基本的には草木や虫などの自然の物を原料とした草木染めと同じ方法です。
従来の草木染は、色材をぐつぐつと数回煮出し、濃く染めるためには大量の色材と時間がかかりました。また、煮出すだけでは色素を十分に取り出すことができず、くすんだ色合いの原因にもなっていました。新万葉染めは、色材を微粉砕して粉状にしてしまい、お湯に溶かすだけ。有機溶剤は一切使いません。色材に含まれている色素を最大限に活かすことができ、少ない量でも鮮やかに、安定して染められます。

 

<新万葉染めスタート!>

セットには、濃色前処理剤色材媒染材(アルミ・銅・鉄のうちいずれか1つ)の3つが入っています。
材料とは別に、お湯(80℃)お鍋(前処理用)大きめのボール2つゴム手袋割りばし染めたい布 を準備して下さい。木綿、麻、レーヨン、絹、ウールの布が染められますよ!

・今回は、淡い美しい紫の、「薄色」を使いました。

・用意したのは絹のスカーフ。布の重さは78gなので、お湯を約3リットル用意しました。(布の重さの40倍くらいの水量が理想的です)

・染める前に、布を水で濡らして絞っておきましょう。

・濃色前処理剤は、木綿・麻・レーヨンを濃く染められるようにします。今回は素材が絹のため、使用せずに染めてしまいましたが、絹やウールでも使って頂けます。方法は、鍋に生地の40倍のお湯と、生地の重さの2~5%の前処理剤を準備します。そこに生地を入れて混ぜながら30分したら、生地を上げて水洗いすればOKです。

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・色材を少量のお湯で溶いてから、用意しているお湯に投入します。

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・媒染材(アルミ媒染)を別のボールで水にいれて溶かしておきましょう。5分ぐらいで溶けましたよ。媒染とは、布の繊維と植物の色素を結び付けて、発色、定着させる働きがあります。

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染色スタート!色材を溶かしたボールに布を入れて、均等に染まるように布を繰ります。熱いので、棒(割りばし)で混ぜてもOKです。

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5分経ったら、布を取りだし、軽く絞って媒染材の中に投入!媒染の時間は1分程度。(手前のボールが媒染剤、奥が染めているボールです)

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再び、染めるボールに戻して、約5分混ぜてください。媒染の効果で、色合いが鮮やかに変わります。 染めた後、スタッフはお湯が冷めるまでしばらく置いておきました。

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染め終わったら、色が出なくなるまで水洗いをして、乾かして終了です!!とっても簡単でキレイに染まりました。絞り染めなど、アレンジも楽しめますね!

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もうすぐ夏休み!親子で染め物を楽しんでみてはいかがでしょうか?ただし、小さなお子様が使用する場合は、必ず大人の目が届く場所で染め物を楽しんでください。

また、天然の染料は日光に弱いので、保存や取扱いにはご注意を。スカーフを干すときは、日陰干しにしてくださいね。

また、秋にかけて、関東で川端商店による新万葉染めのワークショップの開催を予定しています!詳細が分かり次第お知らせしますので、お楽しみに。

<川端商店HP>http://kawabataprint.com

writeen by Fujimoto