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201412ブナコ様照明リーフレット中面_校了_cs3ol
2017年5月20日

BUNACO西目屋工場を見学!

 

ブナコは日本一の蓄積量を誇る、青森県のブナの木を有効利用するために開発された木工品です。

もともとブナは水分量が多く、建築材などに向かない木とされ活用が限定されていましたが、ブナコは木を薄くしたものをテープ状にカットし、それを加工することにより新たな活用法を生み出し、独自の製法で現在は照明器具、スピーカーやインテリアグッズ、テーブルウェアなど幅広いラインアップの製品を手掛けています。

 

地域資源を活用し、製品の高いデザイン性やエコロジカルな活動で国内外で注目を集め続けるブナコですが、2017年4月より新しい試みとして、地元の空き校舎を有効利用した新工場を設立しました。

舞台となったのは、青森県西目屋村にある旧西目屋小学校。ブナ原生林の世界自然遺産、白神山地の入口にあり、豊かな山々に囲まれたロケーションはBUNACO製品が作られる場所としてとてもぴったりだと感じます。

 

今回は、monovaスタッフがその西目屋工場を見学させて頂きましたので、皆様に施設の様子をご紹介したいと思います!

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懐かしい日々を思い出す、わくわくする心で廊下を進み、まず訪れたのは視聴覚室。

こちらではブナコ独特の製法で作りだしたスピーカー「faggio」の優雅な音を体感することができます。

透明感溢れるクリアで美しい音は、スピーカー内部の微妙な段差の連続が音の雑味を取り除いてくれるからだそうです。ブナコ製品の活躍の幅はとても広いですね。

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更に廊下を進むと、各教室が工程ごとに分かれた作業場になっています。

製品がどのように作られているのか、早速覗いてみましょう。

 

▼テープ状にカットされたブナ材▼

まず、厚さ約1mmのブナの単板を、製品に合せた幅のテープ状に加工します。

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▼巻きつけて板状に▼

先程の細長くカットされたブナのテープを、今度はぐるぐるとバームクーヘンのように巻きつけて1枚の板状にしていきます。隙間なく巻いていくためには微妙な力加減が必要で、熟練した職人がひとつひとつ丁寧に作業を施します。

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▼立体的に成形▼

板状になった巻き板を、お茶碗を使って丁寧に押し出し、立体的な形に成形します。ひとつのお茶碗を使いながら、こちらも職人の微妙な力加減で自由自在なカーブをつけていきます。もしこの成型段階で深くし過ぎてしまったなどの失敗があっても、また元の板状に戻すことが可能だそうです。使用する木材の量に関しても、木を削り出して同じ大きさの器を作る場合と比べると、なんと1/10程とのことですし、とても環境にやさしいですね。

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(シャープなカーブ)

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(丸いカーブ)

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▼成型したものを接着・乾燥させます▼

立体的に成型したものを、今度は隙間なく丁寧に接着し、乾燥、美しい塗装を施し、製品が完成します。

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ブナをテープ状にカットする以外は全て手作業で製造されているそうです。ブナコ製品から温もりを感じるのは、きっと人の手で細部まで丁寧に作られているからなのだろうと思いました。

 

▼施設内にはBUNACOカフェも!▼

施設内には、給食室だったスペースを活かし併設された、BUNACO CAFEがございます。

ブナコの照明をゆったり眺めながら美味しいコーヒーを頂ける、とても素敵な空間です。

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工場見学は無料で行うことができ、ご希望の方は製作体験も出来るとのこと(有料/要予約)。

青森へ訪れる際は是非、お立ち寄り頂き、BUNACOのモノづくりをご覧ください!

 

ブナコ http://www.monova-web.jp/bunaco/

 

written by iwashita