monovaギャラリーで現在開催中の「心遊びの装置展」の様子をお伝えします。

「心遊びの装置」というテーマの通り、じっくり見ていると、ひとりでにストーリが浮かんでくるような不思議なオブジェが並びます。

まるで夢の中をのぞくような姉歯公也氏の世界は、見る人のこころに優しい癒しを与えてくれます。

壁に並ぶブルーの小さな家。なかをのぞくと、宙（そら）の日常が広っています。

※写真の箱の内側は映り込みで撮影できませんでした、実際の中身とは異なります。本物をご覧になってのお楽しみとして下さい。

モビール作品「いつもまでも青とたわむれる」今回の作品展はひとつずつに詩がついています。

～いつまでも青とたわむれる～
細胞の隙間より青は染み込み
石化した心のかさぶたを溶かす。
そして海とも空ともつかぬ間に間に
私の気分はふわふわと昇華し
いつまでも、ただよう。

ゆったりと眺めながら、時間を忘れて浸る心地よさがあります。

海にも空にも草原にも見えてくる、不思議な世界。
家の扉が今にも開いて人形が出てきそうな、静止しているのに動きを感じるオブジェです。

写真ではお伝えしきれない程 広い、深い、世界観があります。ぜひmonovaで実物をご覧ください。mori