メーカー紹介

メーカー紹介

-

【津軽燈LAB】青森の伝統工芸品の魅力を伝える取り組みをご紹介

津軽塗やこぎん刺しなど、青森県で育まれた伝統工芸品の美しさや魅力を多くの人に伝えたい。

青森のものづくりを愛する津軽燈LABの取り組みをご紹介します。

 

日本一のりんごと桜のまち、青森県弘前市

弘前市は、日本一の生産量を誇るりんごの一大産地として有名です。また、春には弘前公園に咲く2600本の桜を見ることができる「弘前さくらまつり」に200万人を超える人が集まり、夏には迫力満点のぷたまつりで盛り上がる、国内外から愛される観光地でもあります。

弘前を中心とする津軽地方には、古くから受け継がれてきた工芸品も数多くあります。

津軽塗やこぎん刺し、あけび蔓細工、津軽びいどろなどがその代表で、お土産やコレクションとして人気です。

津軽燈LABは、青森の中心地弘前で2019年に誕生したブランドです。

 

青森で育まれた伝統工芸の魅力を、楽しく、身近に感じてもらいたい

津軽燈LABの代表 高橋武敏さんは、弘前市内で電気設備工事業を経営しながら、前職の服飾販売の経験を活かしてテディベア作家としても活躍しています。

ものづくりを愛し、地元の伝統工芸品を広めることで青森を盛り上げたいという熱意で、津軽燈LABを立ち上げ、津軽塗を施したスイッチパネルやペンダントライト、あけびを使ったランプシェードなどの電気屋さんならではのアイデアを活かしたインテリアや、こぎん刺し専門店「津軽工房社」で、こぎん刺し糸や生地、雑貨なども販売しています。

 

丹念に仕上げられた奥深い模様を味わう『津軽塗』と、北国の農民の知恵から生まれた『こぎん刺し』

青森の伝統工芸品を代表する津軽塗とこぎん刺しは、独自の製法による美しい模様が特徴です。

 

<津軽塗>

津軽塗は、漆を何層にも重ねて塗り、研ぐという繰り返しで生まれる、個性的な模様が特徴です。

津軽塗を代表する「唐塗」模様にかかる作業はなんと48工程。ひとつの作品が完成するまでには約1~2カ月もの長い時間がかかります。丹念に表現されるその模様には唯一無二の迫力があり、特別な魅力をもちます。

 

<こぎん刺し>

津軽こぎんは、江戸時代に綿を着ることが許されなかった北国の農民が、麻の生地に保温性と強度を持たせるために刺繍をしたことから始まりました。

布の縦の織目に対して1,3,5,7と奇数に運針しながら目を拾って刺していくことで、こぎん刺しならではの直線的な模様が生まれます。長い年月をかけて生まれた模様の数々は300種類を超え、現代でも文化とデザインを楽しめるものとして愛され続け、全国にファンを増やしています。

 

一部お取り扱い商品のご紹介

ここからは、ショールームでご紹介している津軽燈LABのアイテムをご紹介します。

関東ではなかなか手に入らない、津軽工房社のこぎん刺し用生地や糸なども種類豊富に取り揃えておりますので、是非お立ち寄りください。

 

▼津軽塗ペンダントライト

津軽塗をほどこしたペンダントライト。唐塗の個性的な模様をライトに照らされ、奥深さが増します。

¥38,000+税

 

▼津軽塗スイッチ・コンセントパネル

お部屋の雰囲気を一層高める、スイッチ・コンセントカバーです。ひとつひとつ表情が変わりますので、是非お気に入りを見つけてください。

各種¥3,800+税

 

▼津軽工房社 こぎん刺し糸各種

弘前の名産品りんごやさくらなどを使った人気の草木染糸、単色、グラデーションなど約50種類の糸が揃っております。

¥318+税~

 

▼津軽工房社 こぎん刺し用生地

刺しやすいコングレス生地と、こぎん刺し本来の刺し心地を楽しめるオリジナル麻布をご用意しております。

麻布「こぎんドゥエル」は125㎝巾の生地を10㎝単位でお好きな幅にカットして販売ができます。

・コングレス生地 各色¥500+税

・麻布「こぎんドゥエル」 生成り10cm ¥650+税 / カラー10㎝¥700+税

(他、カット生地の販売有)

 

▼弘前ねぷたリサイクルポチ袋・封筒

ねぷた祭に使われるねぷた絵を再利用したアイテムです。ひとつひとつ柄が違い、鮮やかで力強いねぷたの魅力を身近に楽しめます。

・ポチ袋 ¥300+税

・封筒長3形 ¥500+税

 

★こぎん糸・生地、コースターキットなど一部の製品をオンラインショップでもお求めいただけます。

 

本場青森から送られてきた美しい品々を、是非新宿ショールームでお楽しみください。

皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

==============================

 

Japan creation space monova

〒163-1062東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー

リビングデザインセンターOZONE4階

tel:03-6279-0688 / fax:03-3344-5808(水曜定休10:30-18:30)

 

▶︎お問い合わせ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メーカー紹介

-

【有限会社野々山籐屋】籐について研究を重ね、可能性を広げ続ける姿をご紹介

籐について長年研究しながら、可能性を広げ続ける活動と丁寧なものづくりをご紹介いたします。

 

豊かな自然に恵まれる「水とみどりとボートのまち」、愛知県東郷町

名古屋市の東側に隣接する愛知県東郷町。町には大きなボートの大会「中日本レガッタ」が開かれる愛知池、日本屈指の難コースを擁する名門ゴルフ場「名古屋ゴルフ倶楽部・和合コース」があります。この豊かな自然に恵まれる町に、野々山籐屋は1989年に創業しました。

 

日本での籐(ラタン)の歴史、素材の特徴

日本で籐が使われるようになって1000年以上。正倉院の宝物として伝わるいす「赤漆欟木胡床(せきしつかんぼくのこしょう)」の座面は、籐が編まれています。そして江戸時代(1603年)にはトウムシロTomuxiroという言葉が記された『日葡辞書』が残されています。籐は貴重な輸入品だったため、高価な敷物として料亭・お茶屋、呉服屋、酒屋の奥座敷などで使われていたようです。

籐はヤシ科の植物です。アフリカ西部に9種、東南アジアに303種、太平洋諸島・オーストラリアに58種、計370種ほどが分布しています。幹が細いため、茎や葉の表面にたくさんあるトゲを使ってジャングルの樹木に絡まって高く成長していきます。インドネシアで育つ籐は良質と評価が高く、野々山籐屋の籐むしろもインドネシア産を使用しています。

籐は軽くて弾力性があります。材料を選別する中で、太くて軽い籐は曲げ加工に強いため家具作りに使用され、つやのある硬い籐は敷物に使用されるようになりました。

 

 

30年以上籐に向き合い続ける野々山夫妻

創業以来、野々山夫妻は30年以上籐に対して真摯に向き合い続けてきました。ライフスタイルが変化し、籐の敷物や家具に触れる機会が減ってしまっている現在の状況の中、籐の良さを認知してもらうべく研究を重ねています。

愛知県産業技術研究所と共同で籐の調湿・吸着機能の研究を行い、籐むしろの機能を増やすことで消臭ラタンに進化させました。籐はアンモニア臭を60分で99%吸着し、すばやく臭いをとります。天日で乾かすと溜まった水分やにおいが放出され、消臭機能が回復し、何度でも臭いを吸収してくれます。6畳の籐むしろは約1.8Lの水分を含むことができ、気候に合わせて発散してくれます。まるで天然の除湿器・加湿器のようです。2010年には消臭ラタンを使った消臭剤「ムッシュラタン」も開発して、新たなファンを増やし続けています。

 

籐を現代のライフスタイルに取り入れたい理由

ライフスタイルが多様化する中、特にシンプルな生き方や暮らしが注目されています。自分自身の価値観を大切にしながらモノと向き合う人も増え、天然素材とシンプルなデザインの籐むしろは、その良さが見直されてきています。

そしてクーラーが苦手という人には、体感温度が下がって体に優しいと好まれています。梅雨時のじめじめした湿度を吸い、自然のヒンヤリ感が体を程よく冷やすので、節電効果が生まれて環境にもやさしいです。

 

お取り扱い商品のご紹介

monovaでは、ムッシュラタン、既成サイズのマットを手に取ってご覧いただけます。そしてご希望のサイズにお作りするオーダーも承っております。洗面所やリビング等、広いスペースに籐むしろを敷きたいと思われる方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

▼籐むしろ

籐むしろの特徴はたくさんあります。長く使うにはうれしいものばかりです。

  • ・抗菌・防カビ・抗ウィルス ※野々山籐屋の籐むしろだけの機能
  • ・防炎性能試験の基準に適合した防炎商品
  • ・ひんやり足裏に気持ちいい感触
  • ・湿度のコントロール
  • ・抜群の吸収性
  • ・優れた消臭性
  • ・汚れに強く、お手入れ・掃除が簡単
  • ・40年を超える長寿命。深いあめ色に安心感
  • ・籐と綿糸だけのすべて手作業。修理やリメイクも可能

 

 

 

▼ムッシュラタン(消臭剤)

冷蔵庫用はキムチ・タクワン等臭いが強い食べ物がお好きな方には特に効果的です。籐の多孔質の機能を最大限に生かして、吸収した臭いを消臭します。

車用は車内のたばこや汗等、不快になりやすい臭いに効果的です。掛けておくだけで気になる臭いを吸着分解消臭します。

 

 

 
★一部の製品をオンラインショップでもお求めいただけます。

 

==============================

 

Japan creation space monova

〒163-1062東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー

リビングデザインセンターOZONE4階

tel:03-6279-0688 / fax:03-3344-5808(水曜定休10:30-18:30)

 

▶︎お問い合わせ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メーカー紹介

-

【天野漆器株式会社】高岡漆器の新しいかたち、「螺鈿ガラス」のご紹介

水を注ぐと美しい色柄が浮かび上がる天野漆器の「螺鈿ガラス」。日常に感動を与えてくれる、新たな螺鈿の楽しみ方をご覧ください。

 

豊かな技法が築かれた、富山県の伝統工芸品「高岡漆器」

高岡漆器の歴史は、江戸時代の初めに遡ります。加賀藩主二代目前田利長が、高岡市に高岡城を築いた際に武具や箪笥、膳など日常生活品を作らせたのが始まりと言われています。その後、中国から堆朱・堆黒などの技法が伝わり、多彩な色漆を使って立体感を出していく彫刻塗、錆絵、螺鈿、存星等多彩な技術が生み出され、高岡漆器を有名な漆器産地として発展してきました。高岡漆器は、昭和50年(1975年)に国の「伝統的工芸品」の指定を受けています。

 

高岡漆器の技法を受け継ぎ、現代の生活に合う製品の提案をする

天野漆器株式会社は1892年の創業以来、高岡漆器の伝統技術と常に寄り添い、漆器問屋として調度品などの高級漆器を取り扱ってきました。

長年培った漆器づくりの技術とノウハウを活かし、「自分が使うとすれば」「自分が買うとすれば」と現代の生活で愛されるものづくりを目指して、近年は高岡漆器の伝統技法の一つの、螺鈿細工の「青貝塗」で山水花鳥を描く小箱やお盆などを中心に企画販売に力をいれています。

 

新しい漆の世界「螺鈿ガラス」を提案。

螺鈿の美しさをより身近に、そして実用的に使ってもらうために様々な素材との組み合わせを何度も試し、たどり着いたのが「螺鈿ガラス」シリーズです。ロックグラスや杯などの、グラスの底部分に螺鈿を施し、水や酒を注いで覗き込むと、螺鈿の美しい色柄が華やかに浮かび上がります。角度を変えると貝が七色に表情を変えて目を癒し、幻想的で、その楽しい仕掛けが多くの心を掴み、発売以来天野漆器の人気製品となりました。

螺鈿は、夜光貝やアワビなどの貝類を薄く加工し漆地や木地などにはめこむ技法です。螺鈿に使う貝は厚さによって厚貝・薄貝に分けられ、薄貝は薄く剥がした貝の膜層が青く輝いて見えることから薄貝は「青貝」とも呼ばれています。

青貝塗は、わずか0.1mmほどの薄さの貝を使うためとても繊細な技術が必要です。螺鈿ガラスの場合は、通常漆の上に貝を乗せていくその作業を、ガラス面から貝の輝きが見えるように貝を貼っていく必要があり、貝の輝きがしっかりと映え、そして漆のにじみが一切ない仕上がりは、高岡漆器の高い技術だからこそ実現できたものです。

 

▼素材:あわび貝を薄く剥がしたもの。裏側から着色をすることで七色の輝きと様々な色の組み合わせが楽しめます。

▼一枚一枚手作業で切りとった貝のパーツをガラスに貼り付け、貝の裏側に着色を行います。

▼裏側に漆塗りを施します。

▼上から見ると、螺鈿の美しい輝きが漆に映えてとても美しいです。

 

こうして、高岡漆器の伝統技術で作られる螺鈿ガラスは、

ずっと眺めていたくなる美しい輝きで、毎日の食事をより楽しく、特別なものに変えてくれます。

monovaでは、人気の螺鈿ガラスシリーズ、小箱やお盆などの漆器を実際にお手にとってご覧いただけます。

是非ひとつひとつゆっくりとご覧ください。

 

 

一部お取り扱い商品のご紹介

▼グラス 各種

程よい重さで持ち心地のいいグラスです。黒い漆に映える華やかな螺鈿の輝きが、大人の美しさを放ちます。ウィスキーをはじめ、お好きなお酒をお楽しみください。

 

▼金杯(万華鏡) 各種

多角形のガラスに螺鈿の色模様が映り込み、万華鏡のようにきらきらと輝きます。角度によって変わる七色の移り変わりをはずっと眺めて痛くなる美しさです。

 

▼徳利・杯セット 朱・黒

徳利は手に馴染む持ちやすい形状です。注ぐ時にも飲む時にも、きらりきらりと目を楽しませてくれます。

 

▼杯 各種

くびれが持ちやすい、シンプルな形状。日本酒の上から見る螺鈿の輝きと、ガラスに広がる横からの螺鈿の輝きをどちらも楽しめます。

 

▼ワイン(クリスタル)各種

美しく使いやすいデザインのワイングラスです。上質な螺鈿の輝きがお食事を特別な時間にしてくれます。

 

▼ 長角小箱  桜(貝入)

▼ 100丸盆 枝梅(貝入)朱

==============================

 

Japan creation space monova

〒163-1062東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー

リビングデザインセンターOZONE4階

tel:03-6279-0688 / fax:03-3344-5808(水曜定休10:30-18:30)

 

▶︎お問い合わせ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メーカー紹介

-

【株式会社丹後】オリジナルブランド『OLSIA』のご紹介

新しい事業承継の形と注目される株式会社丹後とオリジナルブランド『OLSIA』をご紹介いたします。

 

サイクリストとタオルの聖地、愛媛県今治市

瀬戸内海に浮かぶ美しい島々を7つの橋でつなぐ全長約60kmの「瀬戸内しまなみ海道」。愛媛県今治市は、広島県尾道市ととともに起点・終点の地として知られています。

また、タオルの聖地としても名高く、1894年の製織開始から120年以上にわたってタオル産業が受け継がれ、糸を撚る工場・糸を染める工場・タオルを織る工場など、今でも200近くもの工場が集まる一大産地です。

 

廃業を決めた老舗タオル工場を引き継ぎ、会社設立

代表取締役の丹後博文氏と取締役の丹後佳代氏は、ともに今治市の出身。家業の保険業・不動産業を引き継いだ博文氏にとって、地元の人はとても身近な存在でした。

ある時、90年の歴史がある老舗タオル工場が廃業することを知り、失うわけにはいかないと事業の引き継ぎを申し出ました。以前、売上減少時にお世話になっていたお客様だったのです。すでに取引先も売上もゼロの状態で最初は断られてしまったものの、社名を変えることを条件として2015年に引き継ぎ、会社を設立しました。

 

7名の職人さんとスタート。自社ブランドの開発とブランディング

高い技術力を持つ7名の職人さんが残ってくれたものの、半年間は受注ゼロ。

佳代氏は自社ブランドOLSIAの開発に乗り出し、ブランディングも担当することに。

タオルができたものの売り方がわからなかったため、「思いつくことを片っ端からやろう」と百貨店を訪問し、雑誌出版社へメールを送り、オンラインショップを立ち上げました。そして「行きたいところへ行こう」と、雑誌VERY主催のフェスにも応募し、出展が決まったことが転機となりました。

フェスで出会った方たちにタオルと手紙をお渡ししたことから、モデルさんたちのSNSでの紹介を通して、出産祝いとしての購入へとつながっていったのです。

こうした活動が評価され、佳代氏は2019年に日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019」の新・事業承継モデル賞を受賞しています。今後に向けて若い従業員が加わり、ベテランの職人さんたちから若手へと技術が受け継がれつつあり、若い人たちが働きたくなる会社づくりを目指しています。

 

 

お取り扱い商品のご紹介

OLSIAの名前は、「織る」と「幸せ」を組み合わせて。「しあわせを織りなす」という意味が込められています。

 

▼Premium

触れた瞬間に、しあわせを感じる肌触り。

アフリカの東側にあるウガンダ共和国でとれたオーガニックコットンを使用。糸をギリギリの強度に保ちつつ、我が子の成長を見守るようにゆっくりゆっくりと織り上げています。触れた瞬間ふわっと優しく肌をなでるような柔らかさです。

 

▼2 couleurs(ドゥコロール)

色まで存分に楽しみたい、鮮やかな表裏同色の2色の色遣い。

バンブーレーヨンをコットンに交織。バンブーレーヨンはコットンの約1.7倍の吸放湿性を持つため、素早く水を吸って乾きやすいという特徴があります。アウトドアやスポーツでの使用にもおすすめです。

 

▼Round & Round

丸い形のラウンドタオル。タオル本来の役割「拭く」だけでなく、「敷く」・「掛ける」で活用して、より快適に。

洗濯機で洗えて清潔を保てるので、おむつ替えやお出かけ時に使ったり、インテリアに使ったり、お子様用テーブルのテーブルクロスとして使ったりするのもおすすめです。

 

 

==============================

 

Japan creation space monova

〒163-1062東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー

リビングデザインセンターOZONE4階

tel:03-6279-0688 / fax:03-3344-5808(水曜定休10:30-18:30)

 

▶︎お問い合わせ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メーカー紹介

-

【株式会社山下工芸】大分県別府市で伝統技術と自然素材に向き合うモノづくりをご紹介

大分別府で竹製品を中心とした自然素材の生活製品を提案している山下工芸。その取り組みの一部をご紹介いたします。

 

温泉地に広まった別府の竹細工

大分県別府市といえば、世界一の源泉数、日本一の湧出量を誇る温泉地として知られており、毎年800万人を超える観光客が訪れています。「別府八湯」と呼ばれる8つの温泉エリアがあり、市内全域に点在してあるので、泉質がそれぞれに異なり、風景も温泉地ごとの違う趣を楽しむことができます。

工芸品では「別府竹細工」が歴史的に盛んで、ざるや籠、花器などの日用品から、バッグなどのファッションアイテム、インテリアなど幅広い製品が提案されています。
別府竹細工が定着した背景には、大分県が真竹の生産量が全国1位で良質な材料が手に入ること、そして温泉地という立地から、江戸時代頃より湯治客が滞在中の自炊のために使用する飯籠やざるなどの生活用品、土産品が普及したことなどがあります。
また、その後泉都別府には財界人や文化人などが集まる別荘が多く建てられ、茶道具などの美術品が求められるようになり、多彩で複雑な編組技法が発達しました。

 

自然素と向き合い、大分の竹製品を広める山下工芸

山下工芸は、大分県別府市に1975年に創業し、地域の伝統技術を活かした竹製品を中心に、木、焼き物、ガラスなど自然素材を幅広く活用した製品提案を行なっています。

そして、自然素材を扱う上で環境への配慮もとても大切にしています。
例えば、竹は根を伸ばして次の竹を増やすので樹木と違い繁殖力が高く、成長スピードも早いので、効率よく資源調達ができるエコな素材ではありますが、その繁殖力により、手を加えないでいるとあっという間に森を侵食してしまう危険もあります。
国内では放置竹林となってしまったそのほとんどが見活用と言われており、九州を中心とした環境問題になっています。山下工芸は放置竹林を有効利用するべく、竹を使った製品開発で環境保全の取り組みを行なっています。
その活動のひとつ、放置竹林の竹を使った竹製箸「自然で自然を支える箸プロジェクト」はエコマークアワード2015「銅賞」を受賞しています。

その他にも、素材の再生や繰り返し使える素材開発などにも取り組み、国内外で高い信頼を得ています。

 

伝統技術を持つ、工芸産地とのコラボレーションも

300年以上前から日常の器として親しまれてきた民陶「小石原焼」と「小鹿田焼」。
その魅力は、「用の美」を追求したその素朴な美しさです。飛び鉋、刷毛目、櫛目、指描き、流し掛け、打ち掛けなどの 技法で表現される多彩かつ独特の紋様と、温かみを持った風合 が特徴です。

山下工芸は、竹製品以外にも近年は特に、地元九州の伝統的な焼き物産地と力を合わせた製品開発にも力を入れています。受け継がれる技術を守りつつ、現代の生活に合わせた器を探求して、その魅力を更に広める取り組みです。

 

monovaでは現在、竹製品を中心に揃える山下工芸の自社ブランド「TAKEBITO」の製品と上記でご紹介した「九州の民陶」シリーズを中心に製品をご紹介しております。

そのほかに、カタログ掲載製品なども取り寄せてご紹介することができますので、個人のお客様はもちろん、ホテルやレストランなど外食産業の方々にも是非ご覧ください。

 

一部お取り扱い製品のご紹介

 

▼花六つ目鉄鉢(大・中・小)

細いひごで丁寧に編み込まれた美しい仕上がり。別府竹細工の技術の高さを感じられる伝統的な籠です。

 

▼白竹八つ目籠バッグ

竹素材ならではの軽さと、丁寧に作られた丈夫さで長くご愛用いただけるバッグです。そのままお使いいただいても、布生地のバッグや風呂敷を内側に組み合わせても可愛くお使いいただけます。

 

▼小石原焼・小鹿田焼 各種

素朴さを活かしつつも洗練された使いやすいデザインの器を多く揃えております。平皿から茶碗、コーヒーカップなどお好きなアイテムをお選びください。

 

▼白竹おぼろ月

丸くしなやかなシルエットに整えられた花器です。お花をボリューム豊かに見せてくれるので使いやすいデザインです。他にも花器各種が揃っており、贈り物にも活躍します。

 

▼繰り返し使える竹箸

「使い捨て」から「使い切る」へ。食品衛生法に適合したガラス溶剤で竹の繊維をコーティングし、耐久性を高めた箸です。長く使えて環境に優しい箸です。

▼他、竹箸各種

軽い持ち心地の竹箸は特に女性に人気で、プレゼントにも最適です。

▼キッチンウェア各種

鬼おろしやカーブターナー、トング、コーヒードリッパーなど、竹の素朴な温かみを感じる料理道具が揃っております。

 

==============================

 

Japan creation space monova

〒163-1062東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー

リビングデザインセンターOZONE4階

tel:03-6279-0688 / fax:03-3344-5808(水曜定休10:30-18:30)

 

▶︎お問い合わせ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メーカー紹介

-

【株式会社ワタオカ】やすり作りの技術を活かした新たな製品のご紹介

長年培ってきた技術を活かしてチャレンジを続ける、ワタオカをご紹介いたします。

 

広島県呉市、国内シェア95%の仁方やすり

瀬戸内海に面した広島県呉市。造船・鉄鋼・大長レモンで名が知られるこの街に、仁方やすりの生産地があります。日本の工業化とともに第二次世界大戦後の復興期を経て、現在では国内シェア95%を誇っています。

1890年(明治23年)にワタオカは創業し、町内やすり工場26戸の一翼として製造を開始しました。それ以来、両刃やすり・鉄工用やすり・木工用やすり・細工用やすりなど、それぞれの業界で職人やプロと呼ばれる人向けの、精度と耐久性がある最高品質のやすりを作り続けてきました。

 

 

 

需要先細りの状況から、新たな製品開発へ

やすりが不要な電動工具の普及や製造業の海外移転などで需要が先細りし、同時に職人の高齢化も進むという厳しい状況を打破するために、培ってきたやすり作りの技術を活かした新たな製品の開発を始めました。

2012年、爪の手入れをするための「なめらか爪やすり」を開発し、踵のための「すべらか踵やすり」、そして「ねこじゃすり」の誕生へとつながっていきました。

 

ヒット商品「ねこじゃすり」の開発へ

2013年、野菜や果物を擦るキッチン用のやすりとして樹脂製のやすりを試作したものの、使いにくいために残念ながら断念。数年後、お蔵入りになっていたものを取り出して何気なく愛猫グーガをなでてみたところ、思いがけずリラックスして気持ちよさそうな反応が返ってきたことがきっかけとなり、開発に着手することになりました。

インターネットで資金を調達するクラウドファンディングでは、ただ単に「ねこじゃすり」の開発費を調達するだけでなく商品への市場ニーズも把握するなどしっかり活用し、大きなヒット商品へとつなげていきました。現在もワタオカは、より良い商品づくりへのチャレンジを続けています。

 

お取り扱い商品のご紹介

monovaでは、「なめらか爪やすり」、「すべらか踵やすり」、「ねこじゃすり」を実際に手に取ってご覧いただけます。

ぜひお気軽にお立ち寄りください。

 

▼なめらか爪やすり

一般的なやすりの5倍の細かさです。持ちやすく安定感のある大きさで、利き手でなくても削りやすいです。
真ん中の凹んでいる部分に爪の曲線を合わせて削ることで、なかなか自分では難しい、最適とされる爪断面(45度)を保つことができます。

 

▼すべらか踵やすり

手のひらに包み込むことで、コントロールしやすくなります。また、幅が狭くなっている方向に軽く動かすことで自然に刃の向きが添い、心地よく削れます。

 

▼ねこじゃすり

ねこがうっとりとろける道具。ねこの舌のようなザラザラとした細かなやすり面でなでると、毛づくろいのようなリラックス効果が期待できます。

 

 

==============================

 

Japan creation space monova

〒163-1062東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー

リビングデザインセンターOZONE4階

tel:03-6279-0688 / fax:03-3344-5808(水曜定休10:30-18:30)

 

▶︎お問い合わせ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メーカー紹介

-

【有限会社桂雛】アート作品としての雛人形を目指した「Kasane Frame」のご紹介。

 

茨城県が誇る伝統工芸品「桂雛」

1926年(昭和元年)に創業した有限会社桂雛は、現在の代表、小佐畑孝雄氏で三代目となる歴史ある人形作りをしています。明治中期ごろから、埼玉県や静岡県と並ぶ代表的なひな人形の産地だった水戸市で、現代表の祖父 小佐畑喜士氏が水府雛作りを修業し、城里町(旧桂村)に移って人形を作り始めたのが「桂雛」のはじまりです。

今ではほとんどの作業が分業化された雛人形作りですが、桂雛は昔ながらの製法を今も受け継ぎ、体部は一貫して手作りで製作しています。200を超えるパーツを組み合わせて一体一体丁寧に作るその製造法と技法が高く評価され、桂雛は「茨城県伝統工芸品」や「城里町指定無形文化財」にも指定されています。

 

節句人形から、身近に楽しむための美術品へ

小佐畑孝雄氏は、代々受け継がれる一貫した人形作りの手法を守りながら、単なる節句人形ではなく、通年を通して日本の美しさを楽しんでもらえる美術品を目指し、「形・色・文様」、雛人形を形作るその全ての美を突き詰めて研究し、作家小佐畑孝雄の独自の世界観を含んだ多彩な組み合わせで、新しい「桂雛」を提案しています。

命を宿したように指先まで繊細な美しさを放つ体、その体に纏う装束には、各地から取り寄せた様々な生地を採用し、日本ならではの情緒的な色合いと、季節や想いなど多くを物語る様々な文様が巧みに組み合わられています。特に、「襲(かさ)ねの色目」と呼ばれる日本古来の美しいグラデーションを基にした装束の色合わせはまさに息をのむ美しさで、全国にファンを多く持つ桂雛の特徴的な魅力です。

 

▲古典の色遣い:襲(かさ)ねの色目:紫の匂い

▲古典の色遣い:襲ねの色目「縹の匂い」

 

人形作家「TAKAO KOSAHATA」の新たな試み

小佐畑氏は素材や製法と真摯に向き合い、お客様の希望に合わせた生地を使ったオーダーメイドの雛人形をつくるなど、見る人に寄り添った雛人形の提案を続けます。そして、より身近に、アート作品としても雛人形の世界観を楽しんでもらいたいと新たに提案するのが、インテリアウォールアート「Kasane Frame」です。桂雛の特徴である襲ねの色目をフレームの中に閉じ込め、通年を通してその美しさを楽しめます。

人形作りと同じように品質にこだわった素材と技法で丁寧につくり、西陣織のグラデーションを際立たせるベース部分には、ユネスコ無形文化遺産に登録されている「結城紬」が使われています。季節を問わず楽しんでほしいと想いを込めて織り上げたオリジナルデザインのその生地は、雪華文様と結城紬の伝統柄“亀甲文様”が取り入れられ、夏には目を涼め、冬にはその趣を一層に感じられます。

100年に渡り日本人を魅了し続けてきた伝統美を是非、日常の中でお楽しみください。

 

 

お取り扱い商品のご紹介

monovaでは、「Kasane frame」をお近くでご覧いただけます。

サイズ・フレームの組み合わせを変えたオーダーもできますのでお気軽にご相談くださいませ。

 

 

▼ショールームで現在ご案内中のラインナップ

▲紫の匂い(small)

 

▲山吹の匂い(small)

 

▲縹(はなだ)の匂い(middle)

 

▲香(こう)の匂い(middle)

 

▲橡(つるばみ)の匂い(middle)

 

==============================

Japan creation space monova
〒163-1062東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー
リビングデザインセンターOZONE4階
tel:03-6279-0688 / fax:03-3344-5808(水曜定休10:30-18:30)

 

▶︎お問い合わせ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メーカー紹介

-

【株式会社セラミック・ジャパン】デザインへのこだわりと技術のご紹介

シンプルかつ存在感のあるデザインと高い技術が融合した製品を生み出し続ける、セラミックジャパンをご紹介いたします。

 

初代社長とデザイナー栄木正敏氏との出会い

瀬戸物という言葉が、陶磁器をあらわす言葉としておなじみになるほどの焼き物の産地、愛知県瀬戸市。日本六古窯のひとつ(瀬戸焼)としても有名です。

初代社長がデザイナー栄木正敏氏と出会ったことをきっかけに、1973年二人でセラミック・ジャパンを設立したことから、会社の歴史が始まります。

 

デザインへのこだわりと実用性が生む高い評価

設立時からデザインへのこだわりがあり、北欧テイストを意識したオリジナリティのある食器づくりが会社の原点です。会社のイメージ戦略を重視し、設立から数年経つと、グッドデザイン賞への応募を開始して受賞をかさねていきます。実用性と芸術性の高さを併せ持ち、MoMA(二ューヨーク近代美術館)のパーマネントコレクションに選定されるなど、現在国内外で大きな評価を得ています。

 

才能あるデザイナーと瀬戸の伝統技術とのコラボレーション

栄木正敏氏との出会いから始まり、加藤達美氏、小松誠氏、荻野克彦氏、徳田祐子氏、佐藤オオキ氏等、時代時代の気鋭のデザイナーによるデザインと、そのデザインを形に具体化する瀬戸の伝統技術が見事に融合しています。

 

原型づくりまでの工程

セラミック・ジャパンはデザインと原型製作を自社で行っています。焼き物の性質を知らないと原型は作れないので、とても大切な工程です。白磁の収縮率は約14%と言われており、「ここはこういうふうに歪む」ということをデザインから考慮しながら原型を作っていきます。

 

型作りの工程

原型製作後は、見本型・ケース型(マスター型)と、いくつもの試作型をつくって、ようやく使用型という量産用の型ができます。何回も修正がある場合や、型の取り直しがある場合も。さらに原型からやり直しという場合もあり得る難しい工程です。

なお、型・素地・窯焼きなどの製造工程は、それぞれの協力先と連携しています。

 

 

デザイン(一部)のご紹介

▼Crinkle

小松誠氏デザイン。あらゆる素材の持つ偶然のシワやヒダの表情を工夫して定着させています。MoMAのパーマネントコレクションに選定されています。

 

▼still green

徳田祐子氏デザイン。よくある花瓶の形を思いもよらない軽やかな表現へと昇華させています。MoMAのパーマネントコレクションに選定されています。

 

▼Constellation(星座)

荻野克彦氏デザイン。「蛍手」という、器に穴をあけて透明な釉薬をかけて焼き上げる技法を使うことで、光にかざすと星の部分が透けて、明るく光って見えます。

 

お取り扱い商品のご紹介

monovaでは、Crinkle、still green、Constellationのほかにも、moderato、葉枝おき-leaf & branch、壁用オブジェActなどが豊富に揃い、実際に手に取ってご覧いただけます。

 

==============================

Japan creation space monova
〒163-1062東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー
リビングデザインセンターOZONE4階
tel:03-6279-0688 / fax:03-3344-5808(水曜定休10:30-18:30)

 

▶︎お問い合わせ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メーカー紹介

-

【MADNESS】町工場の魂が形になった、カーボンダルマのご紹介。

航空機やレースカー、ロケットなどのパーツに用いられるカーボン素材。鉄の10倍の強度を持ちながら、重さは1/4ほどととても軽量な優れた新材質は、近年その用途の幅を広げています。

そして、その魅力は性能だけでなく、繊維を織り込んだ奥行きのある模様と艶による素材美にもあります。最近ではアクセサリーやステーショナリーなど日常で楽しめるおしゃれアイテムとしても、車や宇宙がお好きな方を始め、様々な方に愛されています。

 

岐阜県で生まれたカーボン製品ブランド「MADNESS」は、難しいカーボン加工を一貫して手がける技術力を持ち、ものづくりにかける熱い想いで、カーボン製品の可能性をさらに広げる取り組みに力を注いでいます。

今回ご紹介するカーボンダルマや招猫はその代表作品。カーボンファンはもちろん、カーボンをよく知らないという方も、アイデアと技術の詰まったユニークな製品をご覧頂き、MADNESSのものづくりを知っていただければ幸いです。

 

★過去のブログでもMADNESSのものづくりを詳しくご紹介しております。是非こちらも合わせてご覧ください。

●製造の様子を詳しくご覧いただくにはこちらから⇒「フタバモデル製作所に行ってきました!」
●様々なカーボンダルマをご覧いただける2019年期間限定展示の様子はこちらから⇒「カーボン賦形師が創る縁起物 展のご紹介!!」

 

 

カーボン素材の特徴は?

カーボンファイバーとプラスチックの複合材料である「CFRP-炭素繊維強化プラスチック」は、強度軽さに優れた素材です。鉄と比較すると比重で1/4、比強度で10 倍、比弾性率が7 倍あります。その他にも耐摩耗性、耐熱性、熱伸縮性、耐酸性、電気伝導性に優れており、20〜30年ほど前から主に車や航空機などの産業で使われています。しかし、その優れた特徴のため材料費がとても高くり成形から切断などの加工は、特殊な機械を必要とする難しいものになります。

 

「フタバモデル製作所」の技術力

MADNESSを立ち上げたのは、岐阜県・安八郡にある町工場「株式会社フタバモデル製作所」です。1967年に創業したフタバモデルは、木型制作からが始まり、時代の変化に合わせて航空機や自動車の部品、製造現場で使われる製品測定用検査治具、野球やゴルフ関連のスポーツ用品まで、様々なものづくりに携わってきました。

設計から金型製作、成型まで一貫して製造でアルミや鉄、チタンからはじまり、樹脂加工やCFRPの成形まで、材質を問わず製造ができるのがフタバモデルの強みです。特にCFRPを一貫して成型することができるメーカーは国内では非常に珍しく、金型成型によるゼロからのものづくりと、「難しい仕事ほどチャレンジしたくなる」という熱い想いで、今までに見たことのないカーボン製品の製造に挑戦をしています。

 

自由な発想力とあふれる冒険心でうまれるたユニークなカーボン製品

何本もの炭素繊維の束を縦横に織合わさってできるカーボン独特の格子模様は、曲面が多いほど美しく見え、表面の樹脂の層が厚くなるほど深みを増してきます。カーボンダルマはその美しさを最大限に見られるアイテムです。カーボン素材が見せる美しさや技術を、工業製品だけでなく身近な製品で、より多くの人に知ってほしいというMADNESSの想いが形になった他にはない特別なデザインを是非お楽しみください。

 

▼つややかな光と力強く華やかな漆塗りで、カッコよさがあふれる立たずまい。

最先端素材×日本の伝統「CARBONDARMA 伝統工芸バージョン」

だるまには何度失敗しても立ち上がる、「七転び八起き」の想いがこめられています。しなやかで強いカーボン素材で作られていると、何かにぶつかっても簡単に壊れないという前向きな心持ちにもなりますね。

そして、最先端素材とコラボレーションするのは、飛騨高山の伝統的な漆塗り、春慶塗りの蒔絵です。カーボン自体は劣化に強いので姿を変えませんが、漆塗りが施されることで、時がたつほどに艶が増しカーボンの織模様がより美しく現れてくる、経年変化を楽しめる仕上がりになっています。

 

▼オブジェのようにインテリアとして楽しめる「CARBONDARMA オリジナルバージョン」

こちらのカーボンダルマは、カーボンの素材美をそのままま活かしたデザインです。奥行きのある模様と真っ黒な見た目で、今度は一層モダンな新しいダルマに。スタイリッシュさと遊び心を感じるおもちゃのような見た目で、大人のインテリアにぴったりです。付属の顔用シールを貼ることでダルマらしい楽しみ方もできます。

 

▼鬼師とコラボレーションした新しい縁起物「カーボン鬼招き猫」

愛知県高浜市にある、岩月鬼瓦の女性鬼師Kumiさんと、春慶塗り、MADNESSのコラボレーションでうまれた招き猫です。自社仏閣の瓦に採用されている火災除けの願いを込めた三つ巴紋を体に配置し、尻尾には鯛も描かれている縁起物。黒い招き猫には魔除け、左手を上げていると商売繁盛、福、人を呼ぶと言われており、細部までこだわりを持って作られた招き猫を見つめていると、自分も頑張ろうとエネルギーが湧いてきます。新しい縁起物として新築や結婚のお祝いなどにもおすすめです。

 

 

◎オンラインショップでご紹介中!◎

MADNESSのユニークなものづくりが話題になり、様々なコラボレーションにも広がっています。

下記の製品はオンラインショップからお買い求めいただけるようになりましたので、是非ご覧ください。

 

▼手塚治虫生誕記念コラボアイテム アトム&プルートゥのフィギュリン

鉄腕アトムの人気回「地上最強のロボット」に登場するプルートゥとアトムがセットになったフィギュアです。最先端素材とアトムのコラボは、ロマンがありますね。こちらも春慶塗りの技術により「綾漆」で鮮やかに絵付けがされ、可愛らしい表情がたのしめます。

→オンラインショップ https://monova.thebase.in/items/29075479

 

▼しっぽまでカーボンでできた、1/10サイズのドラえもんフュギア

3Dデータから新たにデザインしたドラえもんは、スタイリッシュな大人の雰囲気を持っており、カーボンの黒色一色の落ち着いた存在感は、書斎のデスクにも相性のいい大人のフィギュアです。

→オンラインショップ https://monova.thebase.in/items/29076710

 

 

monovaでは、上記でご紹介したMADNESSの製品を実際にお手に取ってお近くでご覧いただけます。

お家に飾るインテリアは、美しさはもちろん、その製作の裏側が見えるとより愛着がうまれ、毎日幸せな気持ちで向き合うことができますよね。

このブログをお読みいただいた方がMADNESSのものづくりに少しでもご興味を持っていただけると大変嬉しいです。

==============================

Japan creation space monova
〒163-1062東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー
リビングデザインセンターOZONE4階
tel:03-6279-0688 / fax:03-3344-5808(水曜定休10:30-18:30)

 

▶︎お問い合わせ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メーカー紹介

-

【ルボア株式会社】オリジナルブランド『hmny』・『CORGA』、ファクトリーブランド『BrEAknoT』のご紹介

シンプルかつスタイリッシュ。オリジナルブランドを展開するルボア株式会社をご紹介いたします。

 

創業時の手袋製造から、革小物の製造へ

国内シェア90%を誇る手袋産業で有名な東かがわ市は、香川県の東端にあります。高松市と徳島市のほぼ中間に位置し、瀬戸内海に面しています。

1961年に創業し、1974年に会社を設立したルボア(前:林株式会社)。手袋製造で培われた技術を活かしてコインケース・財布等の革小物製造へと転換し、OEM(他社ブランドの製品を製造すること)を主体としてきました。2004年、現在の代表取締役の就任とともに社名をルボア株式会社へと変えると、その後会社は大きく変化していきました。

 

デザイナーとの出会いから、自社ブランドの誕生へ

デザインプロデューサーの名児耶秀美氏、デザイナーの宮城壮太郎氏と出会ったことをきっかけに、2006年に初めての自社ブランド、男性向けの「hmny」が生まれました。そして翌年2007年、砂口あや氏デザインの女性向けブランドとして生まれたのが、「CORGA」です。

 

▼hmny

「本当に欲しいものを形にしたい」

デザインは余計な飾りをすべて省き、気持ちいいほどの潔さ。

使い手のことだけを考えた素材や形でできており、時を経ても愛され続けます。

 

 

 

 

▼CORGA

「使うことを考えていくと自然とシンプルになっていく」

「CORGA」は、核・本質・コア・芯があるというイメージからできている造語。

女性ものというより、デザインの優れた女性的なものを提案しています。

 

 

 

職人たちの遊び心から、プロジェクトスタート

「一番○○なもの」、「今までに作ったことがないもの」、「今まで誰も見たことがないようなもの」を生み出したいという職人たちの遊び心から、「BrEAknoT(ブレイクノット)」はファクトリーブランドとして始まりました。手間を惜しまない工程には膨大な時間と労力が必要ですが、本当に必要としてくれる方へ届くようにと願いながら作られています。

 

 

 

繊細かつ強度のある製品づくり

日本の心、日本の技術へのこだわり。繊細で妥協のない職人技の一部をご紹介いたします。

 

▼適切な素材検討

デザイン、コンセプトを実現するためには、適切に素材を選ぶことが求められます。

「hmny」の casual シリーズは、若い人が気軽に使える革小物というコンセプト。革の表面にできるキズがなるべく目立たないようにシワ加工をすることで、革そのものを無駄に捨てることなく使えるようになりました。さらに価格を抑えることにもつながりました。

 

▼スキ

厚み調整が終わったパーツを部分的に薄くしていく工程。細かく正確なスキ加減が求められ、商品の仕上がりが大きく左右される重要なものです。

 

▼縫製

各パーツを縫い合わせる工程。素材の厚み、質、接着剤のつき具合、糸の太さなど、様々な要素が絡み合います。ひと針ひと針、とても神経を使う作業です。

 

 

お取り扱い商品のご紹介

monovaでは、「hmny」casualシリーズ 、「CORGA」、「BrEAknoT」の商品が豊富に揃い、実際に手に取ってご覧いただけます。ご家族など、身近な方への贈り物としてもおすすめです。どうぞお気軽にお立ち寄りください。

 

 

 

==============================

Japan creation space monova
〒163-1062東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー
リビングデザインセンターOZONE4階
tel:03-6279-0688 / fax:03-3344-5808(水曜定休10:30-18:30)

 

▶︎お問い合わせ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メーカー紹介

-

【丸中 株式会社】織物産地桐生の技術を活かした日常づかいの帯アイテム。

丸中株式会社は日本を代表する絹織物の産地、桐生市が培った技術を現代に繋げるものづくりをしています。

オリジナルアイテムの「緒琵」シリーズは、桐生を代表する織物「帯」の美しいデザインや質感を活かした日常づかいにオススメのファッション小物です。是非monovaショールームでお手にとってご覧ください。

 

1300年の歴史をもつ桐生の絹織物

群馬県桐生市は絹織物の産地として名高く、七つの技法を持つ「桐生織」は伝統工芸にも指定されています。

技法:お召織り(おめしおり)、緯錦織り(よこにしきおり)、経錦織り(たてにしきおり)、風通織り(ふうつうおり)、浮経織り(うきたており)、経絣紋織り(たてかすりもんおり)、綟り織り(もじりおり)

桐生織の歴史は古く、今から約1300年前、奈良時代に税として朝廷に「あしぎぬ(絹)」を納めていたとの記録が残っています。江戸時代以降は、群馬県地域では養蚕が特に盛んに行われ輸出品の柱となるようになり、そして京都などからも織や染めの技術が持ち込まれ、『西の西陣、東の桐生』と呼ばれるほど質の良い絹織物を手がけるようになりました。その後も時代の変化にしたがって技術も進み続けて、美しい模様や質感を持つ多種多様な生地を生み出し、今も織物の名産地として高い知名度を誇ります。桐生にはノコギリ屋根の工場など街の各所に織物産地ならではの歴史的な建造物などが今も数多く残っており、その歩みを見ることができます。

 

産地の技術を集約して、桐生の技術を広める丸中株式会社

桐生は織物の発展とともに、染色、整理、加工、刺繍、縫製、レースなど多種多様の事業者が集うようになり、現在では総合的な生地の産地となりました。丸中は桐生に1936年に創業し、様々な特徴を持つ繊維工場の技術を繋ぎ、組み合わせることで和装・洋装の商社として最適な生地や製品提案を目指してきました。その長年培ったノウハウや地域の連携力を活かして、地域資源の活用でより桐生の織物産業に貢献をしたいと、2012年からは、自社ブランドの製品を多数生み出しています。

 

帯生地を使ったオリジナルアイテム「緒琵」シリーズ

丸中の自社ブランドの中で、人気を伸ばしているのが、桐生を代表する生地「帯生地」を生かした生活雑貨「緒琵」シリーズです。男性ものの角帯の一種「兵児帯(へこおび)」を使用し、厚みのあるしっかりとした生地が、ポーチやバッグなど日常づかいのアイテムに最適で、柄には「杉綾」と呼ばれる伝統的な和柄を用いるなど、使いやすさと日本らしい美しさを両立しています。

帯の小粋なデザインが光るこちらのシリーズはmonovaでも人気の製品です。是非ショールームで実際にお手にとってご覧ください。

 

▼帯生地を織る様子

 

お取り扱い商品のご紹介

こちらはmonovaで実際にご覧いただける緒琵シリーズの一部製品です。

 

▼緒琵シリーズ ポーチ

マチ幅がしっかりとあり、筆記具から化粧道具など日常に欠かせないアイテムをたっぷり入れて使うことができます。

 

 

▼緒琵シリーズ ボトルキャリー

ワインを入れて運ぶことができるバッグです。しっかりとした生地は持ち心地に安心感があり、日本ならではの帯生地でワインを包むという小粋さが、外国の方へのギフトとしても人気です。

 

緒琵シリーズには、他にもペンケースやカードケース、バッグなどがございます。ご自分用にももちろん、身近な方や海外の方へのギフトにもおすすめですので是非贈り物としてもお選びください。

==============================

Japan creation space monova
〒163-1062東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー
リビングデザインセンターOZONE4階
tel:03-6279-0688 / fax:03-3344-5808(水曜定休10:30-18:30)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メーカー紹介

-

【株式会社絹や】藍染めの皮革製品『AWA AI』のご紹介

新しい和のかたちとして、藍染めを天然皮革に施した「AWA AI」についてご紹介いたします。

 

藍の源流、徳島。呉服店が始めた藍染めの皮革製品

徳島県を東西に流れる吉野川。毎年台風の時期に洪水を起こしていたことから、台風前に収穫できる藍の栽培に適しており、徳島は日本の藍の源流とも言われています。

1912年の創業から100年を超える老舗呉服店「絹や」は、和の美しさを提案し続けています。現在の代表取締役である山田明弘氏が藍染めを学び、戦国時代の甲冑の革を見て天然染色の可能性を見出したことから、皮革製品「AWA AI」が生まれました。

 

藍染めの命、「すくも」づくり

天然藍染料である「すくも」は、時間をかけて丁寧に作られていきます。

3月の大安吉日を選んで藍の種を蒔き、成長した藍葉を7月と8月の2回に分けて刈り取ります。裁断機にかけて藍葉と茎に選別し、天日乾燥して保管します。秋になると藍葉を寝床に入れて、いよいよ「すくも」作りがはじまります。水をかけて混ぜる「切り返し」という作業を2月中旬まで繰り返し、ゆっくりゆっくり発酵させていきます。

 

▼藍畑

 

▼すくも

 

美しく調和のとれた「JAPAN BLUE」

藍染めの色素であるインディゴは不溶性のため、そのままでは水に溶けず、染まりません。「すくも」をアルカリ性の木灰の灰汁・小麦・酒などと一緒にいれて発酵させて、水溶性のインディゴに変えます。インディゴが溶けた染色液につけて、空気にさらすことで酸素に反応し、また不溶性のインディゴに戻ることで発色・定着します。この作業を何度も繰り返すことで、美しい色を表現していきます。

 

▼染色液

 

▼天然皮革を染める様子

 

昔から伝わる万能効果

古来より肌荒れ・冷え性防止、防虫効果、鎮静効果など多くの効能が伝わり、人々の暮らしを支えてきました。また最近では、アトピー性皮膚炎の緩和・予防にも効果があると注目されています。

 

お取り扱い商品のご紹介

monovaでは、財布やペンケースなどの商品を実際に手に取ってご覧いただけます。

大切な方への贈り物としても喜ばれます。こちらでは一部の商品をご紹介いたします。

 

▼名刺入れ

名刺をたくさん持ち歩かれる場合にも安心です。胸元やバッグから取り出した時に美しい色が目に留まり、相手の方の印象にも残りやすいです。

 

 

▼二つ折り財布

左側にカードホルダーが3段、右側に大きく開く小銭入れが付いていて、使い勝手がよく、長くご愛用いただけます。

 

 

==============================

Japan creation space monova
〒163-1062東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー
リビングデザインセンターOZONE4階
tel:03-6279-0688 / fax:03-3344-5808(水曜定休10:30-18:30)

 

▶︎お問い合わせ