読みもの

2016年8月29日

新万葉染めキッドのご紹介<スタッフが染めてみました!>Tシャツ編

 

 

最近は台風の影響でなかなか外に出かけられない事も多いですね。

スタッフもそんな雨降りの日に、お家で簡単にできてしまうという

川端商店の「新万葉染めキット」にチャレンジをしてみました!

 

“新万葉染めとは?”

工学博士の木村光雄氏が開発したナチュラルピグメント(天然色素)による染めであり、基本的には草木や虫などの自然の物を原料とした草木染めと同じ方法です。
従来の草木染は、色材をぐつぐつと数回煮出し、濃く染めるためには大量の色材と時間がかかりました。また、煮出すだけでは色素を十分に取り出すことができず、くすんだ色合いの原因にもなっていました。新万葉染めは、色材を微粉砕して粉状にしてしまい、お湯に溶かすだけ。有機溶剤は一切使いません。色材に含まれている色素を最大限に活かすことができ、少ない量でも鮮やかに、安定して染められます。

 

以前も他のスタッフが「新万葉染めキット」を使ったストールの染め方をご紹介していますが(下のURLを参考)、

https://www.monova-web.jp/blog-20160710-shinmanyouzome/

 

今回は綿素材のTシャツを染めてみましたので、こちらの手順もご紹介したいと思います。

 

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今回は秋の夕暮れをイメージして、「茜色」を選びました!シャツには綿100%のものをチョイス。

キットの中には、濃色前処理剤色材媒染材(アルミ・銅・鉄のうちいずれか1つ)が入っています。

その他に用意するものは、お湯(80℃)お鍋(前処理用)大きめのボール2つゴム手袋割りばし染めたい布 です。

 

☆ポイント

必要なお水・お湯は、それぞれ生地に対して40倍の量が理想。

今回は160gのシャツを使うので都度6.4Lのお水・お湯を使用しました。

このキット1つでは約200gの素材を染めるコトが出来ます。(大人用Tシャツ1枚/薄手の大判ストール1枚)

 

①濃色前処理

今回は、前回ストールを染めた時に省略した濃色前処理を行いました。

Tシャツの重さ約160gに対して40倍6.4Lのお水を準備して大きめの鍋で沸かします。

お湯の温度が80度になったら火を止めて濃色前処理剤を入れ(布に対して2~5パーセントの量)、よく混ぜた後に生地を入れます。

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ゴム手袋を着用し生地を混ぜながら30分待ちます。熱いので割り箸で混ぜてもOKです!

(スタッフは少し早目の20分くらいで次の工程へと進みましたが今回はそれでも大丈夫でした。)

30分経ったら水で良くすすぎ、絞ります。

 

②染色(1)

次に、同じく6.4Lのお湯を用意し、少量のお湯で溶いた色材を投入していきます。

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今回は使わないお鍋を使いましたが、色素が移るのでボールを使用する事をお勧めします。

色材をよく溶いたらいよいよシャツを投入し、染めていきます。

初めての染色体験で大変心が躍る瞬間でした!笑

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色材が染み込むように、ここで5分間混ぜていきます。

ムラが出来ないかドキドキしましたが、特に難しいことはなく満遍なくキレイに染まっていきました。

 

③媒染剤に浸す

ボールに6.4Lのお水を張り、媒染剤を溶かします(約5分程度で溶け切ります)。

この媒染液は予め用意しておくとスムーズです!

染めていたシャツを一度引き上げて軽く絞り、用意した媒色液の中に1分浸します。

 

④染色(2)

次に、媒染液から出して軽く絞ったシャツを、染色(1)で使った染色液にまた戻します(80度に再度温める)。

媒染剤の効果で更に鮮やかな色へと染まっていきます。

ここでも生地を混ぜながら5分間待ちましょう。

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⑤水でよくすすぐ。

最後に水で色が染み出なくなるまでよく濯いだら、脱水・乾燥をして完成です!

濃色前処理を含めて約1時間弱で染め上げる事が出来ました!

とっても簡単でムラのない、キレイな仕上がりで感動いたしました!

 

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自然素材が生みだす、優しい雰囲気の茜色。

複数の色で染めることも、衣服の他に生地を染めてインテリア用品を作ることもでき、様々な工夫を楽しめそうですね。

皆さんも天然素材で行う染色を、お家で気軽にチャレンジしてみませんか??

 

川端商店

http://kawabataprint.com/

「新万葉染めキット」はmonovaショールームでも販売しております。

 

writen by iwashita