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石垣島・あざみ屋のみんさー織展のご紹介

石垣島は沖縄県石垣市に属し、人気の観光スポットとしても知られています。石垣島から、沖縄本島の那覇まで410km以上も離れています。東京から滋賀までの距離、といったところでしょうか。

琉球王朝の統治や、中国、台湾とも交流のあった石垣島は、独自の風習や文化が発展し、伝統芸能・工芸がいまも継承されています。

石垣市や竹富町に、古くから伝わる伝統織物の「八重山みんさー」 元々は、女性が、結婚相手(好きな男性)のために、想いを込めて織った帯から始まりました。5つと4つの四角の絣柄(かすりがら)が特徴の綿の織物で、この絣の模様には、「いつ(五つ)の世(四つ)までも、末永く・・・。」という想いが込められています。布地の両端にあるムカデの足のような縞模様は、「足繁くおいでください」という意味あいがあるとか。なんともロマンチック!

今でも石垣市の各家庭にはみんさーの帯は必ず1本はあるそうで、主にお祭りの時に使用されています。

<みんさー織の制作工程について詳しい内容を知りたい方は、ここをクリック>

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株式会社あざみ屋は、伝統のみんさー織を、現代の暮らしに合わせてアレンジし、バッグ、シャツ、インテリアグッズへと幅広い製品作りを行っています。

作っている製品の多くは手織りで丹念に作られていて、用途に合わせて糸の太さや色をアレンジしています。たて糸の色の入れ方や、キレイに揃った絣模様に技術の高さが伺えます。

また、あざみ屋は「みんさー工芸館」を運営し、織の技術の継承・制作活動にも力を入れています。工芸館では、みんさー織の歴史や制作工程も見学ができ、織の体験もできますので、ぜひ石垣島に行った時には立ち寄ってほしいオススメのスポットです!

 

さて、現在monovaギャラリーでは、みんさー織のランチョンマットやテーブルランナーといったインテリア系のファブリックを中心にご紹介していますよ!

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色合いが鮮やかで、糸の色の組み合わせがどれも美しい布ばかりです。絵画のように飾るのも素敵です。

 

▼ブルーで統一すると、夏の食卓も涼しげですね◎

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▼かわいいティッシュケース!スタッフもお気に入りです(^^) ティッシュはそのままでなく、ケースに入れるだけで不思議とお部屋が明るくなるんですよ。

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▼タペストリーを1枚掛けるだけで、部屋の印象もぐっと変わります。気分や季節に合わせて色を選んでみてはどうでしょう?

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通常の展示では、バッグやお財布、ブックカバー・・といった小物も沢山ご用意しています!

と~っても可愛いのでプレゼントにもおすすめです。

スタッフにお声掛けいただければ、ネクタイや紳士用のシャツもご覧いただけます。

 

株式会社あざみ屋URL http://www.minsah.co.jp/

 

<開催概要>

会 期 : 2017年7月6日(木)〜2017年7月18日(火)
時 間 :10:30 – 19:00/最終日は17:00迄 水曜定休 入場無料