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2020年5月16日

【有限会社桂雛】アート作品としての雛人形を目指した「Kasane frame」のご紹介。

 

茨城県が誇る伝統工芸品「桂雛」

1926年(昭和元年)に創業した有限会社桂雛は、現在の代表、小佐畑孝雄氏で三代目となる歴史ある人形作りをしています。明治中期ごろから、埼玉県や静岡県と並ぶ代表的なひな人形の産地だった水戸市で、現代表の祖父 小佐畑喜士氏が水府雛作りを修業し、城里町(旧桂村)に移って人形を作り始めたのが「桂雛」のはじまりです。

今ではほとんどの作業が分業化された雛人形作りですが、桂雛は昔ながらの製法を今も受け継ぎ、体部は一貫して手作りで製作しています。200を超えるパーツを組み合わせて一体一体丁寧に作るその製造法と技法が高く評価され、桂雛は「茨城県伝統工芸品」や「城里町指定無形文化財」にも指定されています。

 

節句人形から、身近に楽しむための美術品へ

小佐畑孝雄氏は、代々受け継がれる一貫した人形作りの手法を守りながら、単なる節句人形ではなく、通年を通して日本の美しさを楽しんでもらえる美術品を目指し、「形・色・文様」、雛人形を形作るその全ての美を突き詰めて研究し、作家小佐畑孝雄の独自の世界観を含んだ多彩な組み合わせで、新しい「桂雛」を提案しています。

命を宿したように指先まで繊細な美しさを放つ体、その体に纏う装束には、各地から取り寄せた様々な生地を採用し、日本ならではの情緒的な色合いと、季節や想いなど多くを物語る様々な文様が巧みに組み合わられています。特に、「襲(かさ)ねの色目」と呼ばれる日本古来の美しいグラデーションを基にした装束の色合わせはまさに息をのむ美しさで、全国にファンを多く持つ桂雛の特徴的な魅力です。

 

▲古典の色遣い:襲(かさ)ねの色目:紫の匂い

▲古典の色遣い:襲ねの色目「縹の匂い」

 

人形作家「TAKAO KOSAHATA」の新たな試み

小佐畑氏は素材や製法と真摯に向き合い、お客様の希望に合わせた生地を使ったオーダーメイドの雛人形をつくるなど、見る人に寄り添った雛人形の提案を続けます。そして、より身近に、アート作品としても雛人形の世界観を楽しんでもらいたいと新たに提案するのが、インテリアウォールアート「Kasane Frame」です。桂雛の特徴である襲ねの色目をフレームの中に閉じ込め、通年を通してその美しさを楽しめます。

人形作りと同じように品質にこだわった素材と技法で丁寧につくり、西陣織のグラデーションを際立たせるベース部分には、ユネスコ無形文化遺産に登録されている「結城紬」が使われています。季節を問わず楽しんでほしいと想いを込めて織り上げたオリジナルデザインのその生地は、雪華文様と結城紬の伝統柄“亀甲文様”が取り入れられ、夏には目を涼め、冬にはその趣を一層に感じられます。

100年に渡り日本人を魅了し続けてきた伝統美を是非、日常の中でお楽しみください。

 

 

お取り扱い商品のご紹介

monovaでは、「Kasane frame」をお近くでご覧いただけます。

サイズ・フレームの組み合わせを変えたオーダーもできますのでお気軽にご相談くださいませ。

 

 

▼ショールームで現在ご案内中のラインナップ

▲紫の匂い(small)

 

▲山吹の匂い(small)

 

▲縹(はなだ)の匂い(middle)

 

▲香(こう)の匂い(middle)

 

▲橡(つるばみ)の匂い(middle)

 

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