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2020年5月24日

「株式会社山下工芸」大分県別府市で伝統技術と自然素材に向き合うモノづくりをご紹介

大分別府で竹製品を中心とした自然素材の生活製品を提案している山下工芸。その取り組みの一部をご紹介いたします。

 

温泉地に広まった別府の竹細工

大分県別府市といえば、世界一の源泉数、日本一の湧出量を誇る温泉地として知られており、毎年800万人を超える観光客が訪れています。「別府八湯」と呼ばれる8つの温泉エリアがあり、市内全域に点在してあるので、泉質がそれぞれに異なり、風景も温泉地ごとの違う趣を楽しむことができます。

工芸品では「別府竹細工」が歴史的に盛んで、ざるや籠、花器などの日用品から、バッグなどのファッションアイテム、インテリアなど幅広い製品が提案されています。
別府竹細工が定着した背景には、大分県が真竹の生産量が全国1位で良質な材料が手に入ること、そして温泉地という立地から、江戸時代頃より湯治客が滞在中の自炊のために使用する飯籠やざるなどの生活用品、土産品が普及したことなどがあります。
また、その後泉都別府には財界人や文化人などが集まる別荘が多く建てられ、茶道具などの美術品が求められるようになり、多彩で複雑な編組技法が発達しました。

 

自然素と向き合い、大分の竹製品を広める山下工芸

山下工芸は、大分県別府市に1975年に創業し、地域の伝統技術を活かした竹製品を中心に、木、焼き物、ガラスなど自然素材を幅広く活用した製品提案を行なっています。

そして、自然素材を扱う上で環境への配慮もとても大切にしています。
例えば、竹は根を伸ばして次の竹を増やすので樹木と違い繁殖力が高く、成長スピードも早いので、効率よく資源調達ができるエコな素材ではありますが、その繁殖力により、手を加えないでいるとあっという間に森を侵食してしまう危険もあります。
国内では放置竹林となってしまったそのほとんどが見活用と言われており、九州を中心とした環境問題になっています。山下工芸は放置竹林を有効利用するべく、竹を使った製品開発で環境保全の取り組みを行なっています。
その活動のひとつ、放置竹林の竹を使った竹製箸「自然で自然を支える箸プロジェクト」はエコマークアワード2015「銅賞」を受賞しています。

その他にも、素材の再生や繰り返し使える素材開発などにも取り組み、国内外で高い信頼を得ています。

 

伝統技術を持つ、工芸産地とのコラボレーションも

300年以上前から日常の器として親しまれてきた民陶「小石原焼」と「小鹿田焼」。
その魅力は、「用の美」を追求したその素朴な美しさです。飛び鉋、刷毛目、櫛目、指描き、流し掛け、打ち掛けなどの 技法で表現される多彩かつ独特の紋様と、温かみを持った風合 が特徴です。

山下工芸は、竹製品以外にも近年は特に、地元九州の伝統的な焼き物産地と力を合わせた製品開発にも力を入れています。受け継がれる技術を守りつつ、現代の生活に合わせた器を探求して、その魅力を更に広める取り組みです。

 

monovaでは現在、竹製品を中心に揃える山下工芸の自社ブランド「TAKEBITO」の製品と上記でご紹介した「九州の民陶」シリーズを中心に製品をご紹介しております。

そのほかに、カタログ掲載製品なども取り寄せてご紹介することができますので、個人のお客様はもちろん、ホテルやレストランなど外食産業の方々にも是非ご覧ください。

 

一部お取り扱い製品のご紹介

 

▼花六つ目鉄鉢(大・中・小)

細いひごで丁寧に編み込まれた美しい仕上がり。別府竹細工の技術の高さを感じられる伝統的な籠です。

 

▼白竹八つ目籠バッグ

竹素材ならではの軽さと、丁寧に作られた丈夫さで長くご愛用いただけるバッグです。そのままお使いいただいても、布生地のバッグや風呂敷を内側に組み合わせても可愛くお使いいただけます。

 

▼小石原焼・小鹿田焼 各種

素朴さを活かしつつも洗練された使いやすいデザインの器を多く揃えております。平皿から茶碗、コーヒーカップなどお好きなアイテムをお選びください。

 

▼白竹おぼろ月

丸くしなやかなシルエットに整えられた花器です。お花をボリューム豊かに見せてくれるので使いやすいデザインです。他にも花器各種が揃っており、贈り物にも活躍します。

 

▼繰り返し使える竹箸

「使い捨て」から「使い切る」へ。食品衛生法に適合したガラス溶剤で竹の繊維をコーティングし、耐久性を高めた箸です。長く使えて環境に優しい箸です。

▼他、竹箸各種

軽い持ち心地の竹箸は特に女性に人気で、プレゼントにも最適です。

▼キッチンウェア各種

鬼おろしやカーブターナー、トング、コーヒードリッパーなど、竹の素朴な温かみを感じる料理道具が揃っております。

 

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