
monova 山口製作所訪問レポート!
6月1日はmonovaスタッフ一同で出展社訪問をさせて頂きました。今回は埼玉県吉川市の㈲山口製作所・埼玉県飯能市の㈱サカモト・
第一弾 埼玉県吉川市 金属加工の町工場 ㈲山口製作所
中川、
その中に工場を構える山口製作所は、設計・板金・溶接・塗装・
試作・小ロット・量産など、要望に合わせて多様な加工を引き受けているという山口製作所。 工場内には様々な機械があり、そのなかでもレーザー加工や曲げ、溶接、塗装は山口製作所の強みだと言います。
塗装の種類に焼付塗装というものがあり、 山口製作所では4m近くのものを塗装できる焼付窯を完備しています。 この中で樹脂塗料を焼き締めることにより耐光性、耐摩耗性など強い仕上げにする事が出来きるそうです。塗装を施す工程は人の手によって行われているそうですがムラが無くとても美しい仕上がり。 monovaでご紹介している本立てや靴べらなどでも焼付塗装(粉体焼付塗装)が施されています。
そして今回、新たに発表したオリジナル製品“鉄の家具”のセンターテーブルの加工現場も見せて頂きましたが、溶接にとてもこだわっています。
通常金属の溶接では面と面をつなぎ合わせることが多い
熱をあてている部分が変形してパイプが反ってしまったものを丁寧に直しています。
製造しやすい形は、必ずしも良い製品になるとは限らない。現場からの発想でありながらも、あくまでこれからの日本を牽引していけるような造形を追求した結果、作業工程が多く溶接も大変難しいこの設計にあえて挑んだんだそうです。全てのパーツが正確に接合し、均一な塗装が施された完成品は実に美しい!
このセンターテーブルを始め、
そして山口社長は社訓をこう掲げています。
『何事にも“チャレンジ”することから始める。』
今の若者たちが、忘れかけているなにか・・・。夢を追いかけ、諦めない。それが、山口製作所の“魂”(Soul)なのです。
社長、デザイナー、現場の方々、全ての社員がチャレンジをし続ける町工場の熱い魂を感じました。
是非美しい日本のテーブルをご覧ください!
㈲山口製作所
written by iwashita