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手仕事の越前、指物と和紙 展のご紹介!

木曜より、福井県・越前ものがたり「手仕事の越前、指物と和紙」展が始まりました。

    

福井県越前市は、和紙、打刃物、指物、漆器などの伝統的な製品が今も数多く残る地域です。

地域のなかで育まれ、県外の方からも愛され、それぞれ技術を伝承してきました。

今回の展示会では、現代の生活のアクセントになるような木製品と和紙製品をセレクトし、ご紹介しています。

どれも正直で純朴な製品群で、この地域の人柄を表すようなアイテムです。

    
    

◆ユタカ建商

キャンデー入れ¥9,800、アクセサリー入れ 大¥8,000/小¥4,800

 

組子に色を付けた商品は珍しく、ユタカ建商さんのオリジナル開発品です!

    
    

◆ マデラミヤモト

文字額(壽)¥105,000、組子額(六角形 小)¥52,500、組子額(正方形)¥39,900

 

ひとつひとつ木の形をカットし嵌め込む作業は、とても根気のいる仕事です。

思わず見入ってしまいます。

    
    

◆杉原商店

スマホカバー柿渋/墨 各¥2,100

ブックカバー新刊柿渋/墨 各¥3,990、ブックカバー文庫柿渋/墨 各¥1,890

 

このシリーズは、人間国宝・岩野市兵衛さんの和紙を使っています。

楮100%チリ入り紙に柿渋を塗り、揉んで仕上げたところに、杉原商店さんの紋が堂々としています。

裏面には、眼鏡拭きの生地を使用しているため、

スマホやiPadカバーは出し入れするたびに綺麗になる、さりげなくも考えられたカッコイイつくりなのです!!(※ちなみにお隣の町は鯖江市で、眼鏡の産地です。)

昨年、和紙ソムリエ・杉原吉直さん(社長)にお会いして、見せていただいたiPadカバーは、

使い込まれてさらに風合いが増し、その何とも言えない「クタッと感」に一同が感激しました。

    

人間国宝・岩野市兵衛さんについてはこちらから↓↓

http://www.washiya.com/shop/iwanohousho/kodawari.html#ichi

    
    

◆唐木工芸 Work of みはら

片口¥25,200、ぐい呑み¥12,600

箸¥5,250-¥7,350

 

みはらさんの特徴は「唐木」。唐木とは、

紫檀、黒檀、白檀や花梨、鉄刀木(たがやさん)など熱帯地域から日本への輸入してきた銘木の総称で、

唐から輸入されていたことから唐木(からき・とうぼく)と呼ばれます。

堅い材質、美しい色合いと光沢は、建具・家具をはじめ楽器や仏壇にも重用されています。

堅いので、お箸は丈夫で長持ちなんです!

箪笥や椅子、仏壇、調度品からお箸やスプーン、

細かな細工も得意としていて、アクセサリーや時計(秒針まで木!)も制作されています。

どれも品があり、とってもきれいな佇まいです。

    
    

◆越前ものがたり常設ブース・新商品入荷情報

・信洋舎製紙さん/フォト和紙レトロ50枚入り ¥4,725 (※写真中央)

・山次製紙所さん/浮き和紙 A3サイズランチョンマット ¥630

「越前ものがたり」の事業は、今期4期目を迎える市の商品開発プログラム。

    

来月2月には、「越前ものがたり」として、ギフトショー(2/6-8)、ホテルレストランショー(2/19-22)に出展予定です。

より多くの方々に「越前ものがたり」の事業を知っていただき、この地域のものづくりを実際にご覧いただければ幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします!

    
    

written by kawata