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“漆の家プロジェクト”新作発表展のご紹介!

1/10から開催されている、“漆の家プロジェクト”新作発表展のご紹介をいたします!

今回は三井さん、宇野さん、吉田さんに展示の見どころをお伺いしました!

    

香川の漆は色鮮やかな色が特長。
その色を活かして、4つの制作グループがアクリルやレースなどの素材と掛け合わせた作品が展示されています。

    

その4つのグループから作品をピックアップしてご紹介!

    
    

まず、宇野さん(漆芸家)、吉田さん(服飾専門学校講師)のグループ【Yu-Ryu(悠流)】から。
香川は水引細工も有名なのでその水引き、真珠などの素材と漆を掛け合わせた作品を制作しています。

・水引きと漆のリング

    

・漆の結晶のブローチ

漆を塗る作業をする時に、漆をお椀に入れて作業するのですが、その時に自然に乾燥してできた漆を剥がして真珠をあしらったもの。

自然にできたカタチなので同じものはないそうです!

    
    

【seed】
中田さん(漆芸家)、松原さん(プロダクトデザイナー)の2名によるグループ。
アクリル×漆の作品。

アクリルとアクリルの間に漆が塗られて貼り合わせたアクセサリーたち。
裏表がなく両面楽しめるようになっています。

    
    

【2m(2メーター)】
松本さん(漆芸家)、仁田さん(グラフィックデザイナー)の2名によるグループ。
アクリル×漆の作品で、香川の技術“蒟醤(キンマ)”が使われています。
蒟醤(キンマ)とは、彫刻したところに漆を詰める技法で、今回はレーザーで彫刻したアクリルに漆を詰めています。
実際に持って見ると立体的に見えてキレイです。

    
    

【Urushi girl(漆ガール)】
岩澤さん(漆芸家)、土田さん(漆芸家)、岡田さん(ネイリスト)の3名によるグループ。
レース×漆の作品。
レースと色鮮やかな香川の漆を活かしたガ―リーテイストなアクセサリー。
大きめなものでも軽く、漆で堅くしっかりしています。

    
    

最後になりましたが、瀬戸内国際芸術祭(2013.3.20-4.19まで開催)にて
今回販売されたアクセサリー類、今回は参考品だった商品が受注販売されますので、
ご興味ある方は是非!!

    

こちらの展示は1/22(火)までとなっておりますので、お気になる方はお早めにご来場くださいませ!!

漆の家HPはこちらから→ http://urushinoie.jp
    
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write by kondo