過去の展覧会

輪島キリモトのテーブル展
用途に合わせてオーダーできる 暮らしの中にある木とうるし
漆の里である輪島市は、古くから建築材としても漆が使われ、人々と漆が身近なものとして触れ合って生活をしてきました。今でも天井、柱、階段、床などに拭き漆が施されている家が多数存在します。輪島キリモトでは、このように培われた「漆文化」を活用し、日常生活にうるしを取り入れ、現代の暮らしに合った木とうるしの家具の提案を行っています。また、輪島キリモトでは、従来の輪島塗に留まらず、麻布と漆、和紙と漆、珪藻土と漆など、異なる天然素材と漆を組み合わせ、豊かな表現や傷がつきにくい堅牢な仕上げを独自に開発しました。その手触りは優しく、奥行きのある表情が特徴となっています。職人の最高の技術と木と漆の可能性を追求した逸品をご紹介します。
【展示内容】
Module Table Series(モジュールテーブルシリーズ)
用途に合わせて、セミオーダーができる「Module Table Series」です。
天板は、輪島キリモト独自の「漆布みせ仕上げ」となっており、傷がつきにくく、布目の模様が美しく、表情豊かな仕上げです。天板と脚の組み合わせによって、お好みのテーブルへと変わるラインナップになっています。
【輪島キリモト 紹介】
輪島の漆器の産地にて江戸から後期から200年以上にわたり木や漆器の仕事に携わってきた桐本家。昭和の初めに朴木地屋として「桐本木工所」を創業。3代目の桐本泰一氏はデザインを学び、木地業の修業を経て、木地業からのデザイン、造形提案など漆器の監修を始める。現代の生活に溶け込む日用品としての漆をテーマに、創作工房「輪島キリモト」を設立。木と漆の持つ可能性に挑戦し続けている。
-開催概要-
会 期 : 2016年9月15日(木)〜10月11日(火)
10:30 – 19:00/最終日は17:00迄 水曜定休 入場無料
会 場 : monova gallery
東京都新宿区西新宿3-7-1リビングデザインセンターOZONE 4階
主催:Japan creation space monova
<掲載一覧>
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