過去の展覧会

萩のいろどり展
~伝統工芸品に「現代(いま)」をプラス~
生活のワンシーンに萩焼を
㈲萩陶苑が初めて大々的に東京で行う展示会。
新作「SHIKISAI」シリーズをどこよりも早く先行発表いたします。
萩焼の歴史は、慶長年間に韓国より渡来した陶工李勺光、李敬兄弟が毛利藩の御用窯として開窯し、高麗風の茶陶を製作したことに始まります。以降、「一楽、二萩、三唐津」として茶人に称されています。
萩焼の特徴は切り高台。お殿様が使用する器は「完成品」、庶民が使用するものは「傷モノ」とするために、わざと高台に刀傷をつけ欠けさせたといわれています。切り高台の諸説は多々ありますが、私たちはこの目上の人を敬う姿勢、思いやりの心の美しさを大切にしたいと願い、ロゴマークにもこの特徴的な切り高台を使用しています。
忙しい日常の中、ゆっくりと心落ち着かせる時間を
茶人に愛された萩焼と楽しんでいただければ幸いです。
【Shikisaiシリーズ】
2014年掛け分けという昔ながらの技法を用いてアクセントを施したシリーズ。10アイテム×3色の現代の食卓で使用しやすい多彩なアイテムが揃っています。
【萩の雫シリーズ】
陶器とガラスが融合することによって生まれた【萩の雫シリーズ】は、陶器に透明感が加わった美しい商品です。萩焼の中でもこの技術を使って生み出された商品は他にはなく、萩陶苑だけのオリジナル商品です。
【有限会社 萩陶苑 概要】
山口県萩市に1974年創業。手づくり部門と機械部門を有する数少ない萩焼窯元の一つ。2012年よりらしさにとらわれすぎず、伝統から得た技術や、やさしい色合いなど萩のもつ良さを生かした現代のライフスタイルに溶け込むモノづくりをスタート。萩焼がこれから先もながく愛される日本の伝統的な焼物であり続けるよう努力している。
<萩陶苑ホームページ>http://www.hagiyaki.co.jp/
-開催概要-
会期 : 2014年2月27日(木)~3月11日(火) 10:30 – 19:00 / 水曜定休 入場無料
会場 : monova gallery
東京都新宿区西新宿3-7-1リビングデザインセンターOZONE4階
主催 :有限会社 萩陶苑 協力 :LLP.プラスディー