過去の展覧会

織物屋が作る傘・日傘 展
日本と北欧の歴史のコラボレーション
槙田商店の織り技術で表現する、北欧デザインの傘
今年で5回目を迎える槙田商店の傘・日傘展。
1866年、山梨県で創業し、「もったいない」というすばらしい言葉をキーワードに、日本の風土に根差した文化を大事にしたものづくり考えてきました。江戸時代から培った織物技術を、傘生地作りや服生地作りに昇華させ、その織物技術を活かした傘づくりをしています。
今回発表するのは、「Stig Lindberg (スティグリンドベリ)」シリーズ 。2016年は、リンドベリ生誕100周年、槙田商店にとって創業150周年という記念すべき年であり、両社の新たな取り組みとしてコラボレーションが実現しました。
リンドベリ遺族の厳しい監修のもと、槙田商店が長年培ってきた先染ジャガード技術により、オリジナルデザインを見事に再現したラインナップが揃いました。1947年にリンドベリが初めて手掛けたテキスタイルデザインである人気のデザインが、様々なカラーバリエーションにより展開されます。
シックだけれど、繊細で楽しい。ユニセックスで持っていただける製品をご紹介いたします。
【展示内容】
・新製品 「Stig Lindberg (スティグリンドベリ)」シリーズ
「ポテリー(POTTERY)」写真1、「ハーバリウム(HERBARIUM)」写真2
「フルクトラーダ(FRUKTLADA)」写真3 など4デザイン
・他、「菜-sai-」シリーズ、「1866」シリーズなど
◆実演会開催◆
日時:2017年4月15日(土)
槙田商店スタッフが在店し、実演を行います。リンドベリの傘を使って“中とじ”という傘づくりの工程をご覧いただけます。
◆スティグ・リンドベリについて◆
スティグ・リンドベリ(1916~1982)は、スウェーデンに生まれた陶芸作家で、ストックホルムにある、スウェーデンを代表する老舗陶磁器メーカー・グスタフスベリ社の専属デザイナーとして活躍しました。セラミックはもちろん、ガラス、テキスタイル、工業製品など、手がけた製品は多岐にわたり、スウェーデン黄金期、ミッドセンチュリー時代を代表するマルチなアーティスト、アートディレクターです。
◆株式会社槙田商店 概要◆
創業1866年。山梨県にて甲斐絹織物卸業として事業を始める。生地作りにおいて最適な規格製造のノウハウ、様々なデザインからの展開力、また自由な織柄を織る事ができる特殊な織機を保有。傘は、自社職人により作られており、国内では例を見ない、デザイン・生地製造・ 製品製造の一貫生産をとっており、山梨県郡内織物産地の『歴史・新しい技術・匠の技の融合』により作られている。
-開催概要-
会 期 : 2017年4月13日(木)〜2017年4月25日(火)
10:30 – 19:00/最終日は17:00迄 水曜定休 入場無料
会 場 : monova gallery
場 所:東京都新宿区西新宿3-7-1 リビングデザインセンターOZONE 4階
主 催:株式会社槙田商店
<掲載一覧>
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